ドワンゴ入社決定

10月28日一次面接、11月20日の二次面接、11月27日の最終面接を経て、無事11月27日付けでドワンゴ入社が決定した。
勤務開始日は12月16日からの予定。
会社名聞かれて、聞いた人が知っている会社に勤めるのが初めてで色々新鮮。

なぜ、ドワンゴなのか

最初にドワンゴさんを受けた理由からだけど、大体こんな感じ。

  1. 病気がきっかけで戻ったので、なんか今までと違う流れでやりたい
  2. 10年くらいコネ入社的なのしかやってないので、知らないところに面接行ってみたい
  3. 面接行くならMicrosoftKADOKAWAドワンゴのどこかがいいなぁ
  4. さらに言えばKADOKAWAさんかドワンゴさんが一番かなぁ
  5. ドワンゴのWebエントリーが秀逸で、病気の状態が不透明でもエントリーできちゃう
  6. えーいエントリーしちまえ

ドワンゴまたはKADOKAWAでやりたかったのは、要はjgforce。Microsoftはまたちょっと違って、どうせ面接行くなら技術の頂点にいる会社*1でも行くかってノリなんで優先順位は一個落ちる。
ニコニコでツクールを作るか、KADOKAWAでニコニコを作るかで、実現可能性が高いのは前者。自由度という意味では、ニコニコというプラットフォームがある程度完成されていることを考えると、後者かなと。


正直やれることには甲乙付けがたいんだけど、Webエントリーが出来た理由の一つはドワンゴの自由な社風もあるので、俺に、この俺というよくわからない人間に合っているのは明らかにドワンゴだよなとも。


ただ社風なんてのは行ってみないとわからないので、それだけで面接を受けてみようという気がなくなるほどでもない。
結局はタイミングの問題でドワンゴ一社に絞った感じ。
タイミング的に、もしKADOKAWAがグループ再編の流れで人材募集を強力に推し進めていて、ドワンゴ並のWebエントリーとかも出来ていたら同時応募していたと思う。


まあ、ドワンゴにもKADOKAWA資本は入ってるし、結局一番いいところに入れたんじゃないかなとは思うけど。

面接と合格までの流れ

最初にWebエントリーして、その後Web上でなんか試験された。
この試験結果は結構お笑いな結果だったんじゃねぇかなと思うけど(笑)俺基礎学力ないからな!テストも受けなれてないから問題文の読解にもすげぇ時間かかるし!


でもなんとか一次面接まで行けて、一次面接は多分現場の技術者の方なのかなぁ。
てっきり人事的な人がヒューマンスキル的なものを計りにくるのかと思ったけど、結構技術関連の突っ込みが多かったので驚いた。
話したのは経歴書ベースで自己紹介と、質疑応答。


何話したかあんまり覚えてないけど、まあニコゲーの後継みたいの作りたいんすよって話はアピールしてきたと思う。
結構資料持っていったんだけどあんまり使わずほぼ話だけだった。
なんか薄っぺらかったんじゃないかと心配だったけど、何かしらよかったところもあったらしく無事通った。


で、二次面接までは手術とかの関係で少し日が空いたんだけど、メールで手術終わったんで面接してくれーって言ったらさっさと決めてくれた。
全体的にドワンゴ対応がすごく早くて印象いい。




んで、二次面接。やっぱり技術の人達だった。ここで対応してくれた方達は、かなり詳しそうな印象。
話したのはまた経歴書ベースで自己紹介と質疑応答。
まあ1ヶ月空いてたし前回話した内容も覚えてるわけじゃないから、とりあえずおさらいがてらざっと自己紹介。


この二次面接は、途中までちょっと緊張してたけど、相手側が技術的に突っ込んだ話を聞いてくれるんでよかった気がする。
使ったフレームワークの話とかが多いんだけど、触ってきたものの量の多さはCTOやってれば相当なものになるからな。触りすぎて名前がなかなか出てこなかったりするけど。
ここで話してない中で面白い技術はKanelによるSMS送信サーバの構築とかもあるんだけど、その辺もおまけでアピールすりゃよかったかもしれん。Q&Aって相手が知ってることをこちらが知っているかの確認が主軸になるけど、その話の回答ついでにさらっと、相手が知らないことをこっちが知ってますよアピールをするとポイント高そう。


回答系で強いて失敗談的なものをあげると、「テストとかよく書きます?」みたいな話で、「いやー仕事ではちゃんと書くんすけど、プライベートでは面倒くさいんであんまかかないっすねー」って感じのが印象悪かったかもしれないがw
事実なんだからしょうがない。
こいつ品質意識薄そうだよなと懸念されつつ、なんとか大丈夫だったようで二次面接も通過。




んで、三次面接。なんか偉い人達が出てきたのかもしれんけど、人事の方一人を除いて、やっぱ技術よりだったかな。
二次面接の技術が10とすると、さすがに7か8くらいには落ちて別の方面(管理とかね)に力が振れている人たちだったような気はしたが、全体的に技術より。
俺にとってはやりやすい。


三次もまた経歴書ベースで自己紹介と質疑応答。
つーかもう自己紹介いらねぇだろと、よほど別の紙(一応経歴書以外で別のを一つ用意してはあった)ベースで話そうと思ったけど、さっさと切り上げて質疑応答いった方がいいかと思ったので、ざっと前回と似たような話で終わらせた。ざっとやりすぎて感じ悪かったかもしれんが、正直3回も同じ事話していると飽きてくるんだよね。
面接たくさんしてる人はきっともっと話してるだろうから、慣れてない俺が悪いのかもしれんが、なんか非効率的。


ここでよかったのは、俺がやりたいのと似たようなことをやりたいらしき人がいて、その人が3回の面接で初めて俺にパソコンを取り出す機会をくれたこと。
jgforceのデモしたよ。題材は短時間で見せるためにぷよぷよ使った。結構受けたと思う。


あんた小さいプロジェクトしかやってないだろうからうちに適応できんのとか、ソースコード量多いから2ヶ月程度の準備期間で学習できないんじゃないのとか適度にDisられつつ、なんかよかったところもあったらしく無事受かった。

待遇など

待遇は、俺が出した条件より大分いい感じにしてくれた。
フリーでやってれば年1000くらいは稼げる気がするので、それに比べればさすがに落ちるけど、ずいぶんよくしてくれていると思う。


特に満員電車が嫌な俺からすれば、近場5km以内で家賃補助3万ってのがでかい。
今は築地と清澄白河で一件ずついいのがあったので、築地を第一候補、清澄白河第二候補で契約作業中。
築地に決まれば夢の徒歩通勤。清澄白河でもまあ、飲みがある日は徒歩で頑張れるかな、普段は自転車かなって感じ。


まあ生活安定させてもらえるくらいにはもらっているので、がっつり働いて、ボーナスどかんと出してもらえるよう頑張ろうぜってとこだな。

予定的なもの

ほんとはキリがいいから年明けから、の予定だったんだけど、12月16日からになったのは多分何かある。
具体的にはデスマーチ中のなんかがあるんじゃないのと思ってる。猫の手も借りたいんで猫雇っちゃいました、みたいなやつ。
だから最初はデスマーチ入るんだろうなぁと思ってるんだけど、まあ別にデスマーチ嫌いじゃないんで望むところだw


強いて言えば体力がどこまで戻っているかという不安はあるが。
年内は嫁も実家暮らしになるだろうし、リハビリがてらがっつり働くってことでなんとかなんだろ。
さすがに体力不安定な中家で娘の面倒も見るのはやばそうな気がするけど、それは無いのでなんとかなるだろうと。


んで、その後半年くらい社内のしきたりやら技術やら学習しつつ、上手くすりゃその後好きなこと出来そうって感じじゃないかなと。
とりあえず試用期間が最初3ヶ月ほどあるんで、そこで評価してもらえるようしっかり働きつつ、それプラス3ヶ月分で社内でブイブイ言わせて企画通せれば最高ってとこすかね。


19の頃病気をきっかけに東京戻ってITに入ったし、今回も病気をきっかけに日本戻った事がいい転機になれるようがんばろう。
やるぜー!

*1:俺ん中ではGoogleよりMicrosoftなんだよなぁ