jgforceの素材ライブラリについて検討してみた

一応、jgforce*1で棚上げになっている素材ライブラリについて考えてみた。
jgforceをどこまでやるかは決めてないけど、考えるだけ考えてみようという事で。
まだ結論が出ていないけど、思考途中の資料はSlideShareにアップしてある。
http://www.slideshare.net/tsugehara/jgforce-20513366

概要

ざっくりこんな感じ。

  • システム自体は簡単
  • でも素材製作チームが手元にないと、システム作っても空っぽになるだけ
  • 既存のゲーム素材の状況は配布者にとっては複雑で、利用者にとっては大変
  • 需要はある
  • 全新規の想定ではなく、既存のゲーム素材をアップしてもらうことを考えると、色々問題がある


結論は出てなくて、どうしようかなという感じで。
途中までなら作れそうだけど、結局素材登録者のメリット問題が解決しないと、空っぽのライブラリのままになってしまうかなと。

素材ライブラリを単体で立ち上げるか、jgforce専用にするかという問題

資料中にも多少、jgforce専用にした方がクレジット表記自動化の面からいいと書いてるし、また二次利用をある程度抑制出来るという面からjgforce専用の方が「良い」というより、「御しやすい」んだけど。


でもゲーム素材ライブラリってまともなの無くね?とは思うので、共用にした方がいい気もする。
まあ、jgforce以外での利用は素材配布元行ってそこからとってくださいね、でも、リンクのまとめとしてそれなりには機能するかもだけど。


でもなんでゲーム素材サイトないんだろね。不思議。
昔、コンテストパークが健在の頃はあったのかな。

資料外の問題

資料に書いてないけど、実は一個基本的な機能も問題がある。
素材の分類だ。
資料では「タグ」ってざっくり書いてるけど、これは結構難しい。


例えば「背景素材」ってのがあったとして、アドベンチャー用の背景素材とアクションゲーム用の背景素材ってちょっと性格違うし。前者はゲーム画面と等価のサイズでいいけど、後者は違う。
キャラチップやマップチップはアドベンチャーゲームではあんまりいらないけど、RPGではキャラチップがあった上で2フレームなのか3フレームなのかとかのアニメーションパターンや、キャラサイズが48x48なのか32x32なのかとかの詳細情報も必要で。


まともに考えると結構手間取るハズ。

最大の課題

今の問題は結局、登録者のメリットをどうするか、が一番大きい。
もちろん、フリー素材製作者は使ってくれる事自体が十分嬉しいとは思うんだけど、素材がないとユーザ集まらないでしょう -> ユーザ集まらないと素材使われないでしょう、なので、卵も鶏も生まれてくれない状況なわけで。


事前にメリット説明するならサイト自体がそれなりのクォリティを備えてから上手にプレゼンして、優れた素材提供者の方に掲載を認めてもらわないといけない。
たくさん使ってもらえますよという根拠が無い状態でどう持っていくのかが難しいし、そもそも収益シェアをちゃんとしたいしで、どう解決したもんかね。

今後について

まあ、もうちょい考えないと駄目だなぁという状況っすね。


jgforce自体は、今ローカルの環境ではTwitterアカウントでログインが出来るようになってたり、サムネイルがアップ出来るようになったりと色々改造中。

そのうちまた最新版アップするけど、ランキングとか基本機能まで付けたらいよいよ素材に手をつけないと先に進めなくなってくるかもなので、それまではまったり別機能を作っていくつもり。