Wiki、意外にいいかもしれない

前置き

WitchGardenをWiki化中である点の感想を述べる。
ちなみに現在までの作業進捗は大体40%くらい。今日中に完了を目指す。
6月はこうしたASULA系残件の整備を行う時間を考慮しているので、工程は緩めに作ってある。XML Webサービスの調査は大体予定通り2日前倒しでいけたので、基本的に1.5倍くらいのペースで進める事を考えても今日一日使う余裕があるという計算。

PyukiWiki

PyukiWikiの選定理由はPukiWikiより設置が楽そう、とのこと。
mod_perlを入れてないのでちょっとパフォーマンスが落ちそうなのと、プラグインの種類が少なそうなのが難点か。
個人的にこの問題はそれほど気にはならない。astgateはphpの設定が今グダグダなので、php配置はするべきではないとも思っていたし、パフォーマンスに関してはアクセスが増えちゃった場合にmod_perlを入れればいい。

感想

なんかWikiは意外にテーマに合ってる気がする。実際に大枠が出来上がった時にそう思った。
そもそもTipsの性質上仕方ないのだが用語乱発されるとよくわからんくなって、脚注などで説明されていない時はTipsを読むためにググる必要があったりする。読むための手間を多少減らせる用語解説機能付きWikiをTipsの基幹とする、ってのはいいんじゃないかということ。
ちなみにTipsである以上用語はどんどん使っちゃっていいと思っている。プレゼン用資料や講座的な資料では用語は言語道断なのだが、Tipsは技術者のメモレベルのものが大量にある方が個人的には有難いし、わかりづらい記述にはそれを調べるための手段があればそれでよい。
静的ページで片っ端から用語にリンクを貼るのは手間だが、Wikiはカッコで括るだけなので編集者の手間も低減出来る。手間を軽減するというのは、Tipsの量を増やす上での前提でもある。


以上の考察から、現時点ではWitchGardenのWiki化は成功だったと結論付けよう。
荒らしがあった時はPyukiWiki公式サイトのように片っ端からページ凍結するような処理を入れざるを得ないと思うので、その時はその時で再評価すればいい。

蛇足

左側のメニューを凍結してしまったので運用に関する要望や議論用のスペースは作る必要がありそうなど、運用に関しては「どうせ盛り上がらないよ」なんて悲しくも的を得た意見を無視するなら、色々と考え直す余地はある。
この辺も出来れば今日中に検討して片付けたい。


しかしWikiにしたおかげで更新をさぼっていると社内から突き上げをくらった時に「Wikiなんでどうぞ皆さんで編集してください」と反撃出来るようになった。素晴らしい。
Wikiはずっとグリッドコンピューティングならぬグリッドワーキング的な機能がメリットだと思っていたが、考え方によっては責任を軽減させるツールという位置付けでも十分なパンチ力があるといえそう。