XML Webサービスでいこう

概要

一つ前のXML Webサービス検討日記。
http://d.hatena.ne.jp/tsugehara/20060605/1149485504
通信将棋をXML Webサービスでいくかどうかの検討、その結果を記述する。

検討結果

別件で時間がとられて正直検討不十分だが、いけるとわかってるならいってしまおうというのが結論。
一応WitchTreeのドキュメント総量で4517byteも検討したからいいだろう。そっちでは結論出てないが。
決め手となっているのはASULAというサイトの特性によるもので、「いかに先進的な事をやってるっぽいか」というのも一つの判断基準となる。
今回は「いかに優れているものを作ってるっぽいか」よりも前者を優先した形とする。


以下性質上抽象的になってしまったので蛇足程度に。
将棋というゲームは特性上相手が打つのを待つものであり、KeepAlive以外にコネクションを維持する仕組みがないHTTPをベースとしているXML Webサービスは、こういったイベントドリブン型の通信に向いていないのは承知している。
IPv6が出ればまた変わるのかもしれないが、その特性はわかりきっているにも関わらずシステムが認識していないポートはどんどんファイアウォールで潰されるし、企業にいたっては外部にアクセスする手段がHTTPのみというところが増えてきている。
責任を負わなければならない人々は、メンテナンスの対象を減らしてその分確実なセキュリティを確保しようとしているのだろう。
ではそんな世間の流れに、それほどトラフィックの多くない通信将棋を通して乗ってみるという選択肢を選んだ方が、ASULAの主旨により近いのではないか、という事だ。