片道勇者のもろもろ

片道勇者を大分やってみた。
そろそろ落ち着いてきたので、もろもろ。
なんかだんだんゲーム日記になってきたな。

現状

これまでクリアしたもの。

  • 剣士
  • 理術士
  • 詩人
  • 勇者

勇者は理術士は厳しい旅。全部魔王撃破。
冒険家以外は普通に魔王撃破ではクリア出来そう。2000kmやそれ以上はまだ侵食地帯辺りでよく死ぬので、不明。

不満点

前も書いたけど、不思議のダンジョンと違ってアイテムが少ないのと、重量制限が結構きついので、アイテムやお金の重要性が薄れているのが少し不満。片道勇者を片道勇者として楽しめれば、と思ったけど、やっぱり不満。
剣王の巻物とか、自分を育てる巻物の重要性はあるけど、やっぱ杖が無いのが痛い気がするなぁ。


またモンハウや罠が無い事での驚き要素の減少は、強力なモンスターや称号付きモンスターで補っているとは思うけど、理術士や剣士がある程度育ったらさして脅威な相手はいなかったので、強くなってからが物足らない。
これはローグライクもそういう傾向あるけど*1、あっちは武器飛ばしとか睡眠の罠とかもあるから多少スリルがある。
仮に強いのが出たといっても、単発だし戦う必要性もないし。


クラスは祈りの杖などをなんとか出来ればどう考えても理術士が最強で、剣士や勇者も強かった。冒険家はきつい。
冒険家のきつさはアイテムの重要度がスキルなどに比べて劣るのと関連していて、せっかくがしがしトレジャーハントしても使い道ないし持てないんだよなぁ。
しかもトレハンの効率見ても剣士で強打連発してる方が効率いいという。


諸々不満点があって、面白いんだけど、そこまで猛烈にはまるって感じにはならず。

特徴

片道勇者の特徴は強制横スクロール、半オンライン、自動生成、スキルや武具含めた育成重視というところかな。


大変面白かったのが強制横スクロールのアイデア。これ俺が知る限りでは初ではないかなと思う。
ローグ系をフィールドマップの自動生成で表現するのはどこかにありそうだけど、これも俺自身は初体験。
ダンジョン以外の自動生成の一つの解として新鮮だった。
闇より早く歩いても、闇と同様のスピードで歩いても、闇が一定距離でついてくるのは少し違和感あったけど。


半オンラインもいい味出してるけど、俺みたいなインターネットがどんどん切れる環境にある方としてはむしろオンライン機能があるにも関わらず、オフラインでも動作するという仕様が重要で、この辺はさすが親切設計に定評がある作者だなぁと。


自動生成部分は、先述した不満点の罠やモンハウが無い事もあって、一般的なローグ系に比べてバリエーションが乏しいように感じた。
とはいえこの形態だとフィールドに驚き要素を散らすのは難しいだろうなぁ。
状態異常とトラップ追加するくらいか。


あと世界の自動生成でいろいろ名前もつけているけど、町の形態や仲間、モンスターが固定化されていることもあって、自動生成された世界の面白さはフィールドの順番がどれだけやりやすいか(やりにくいか)、町、闇ギルド、仲間なんかがどれだけ近いかに限定されている。
仕方ないっちゃ仕方ないんだろうけど、せっかくダンジョンの自動生成ではなく世界の自動生成なんだから、ランダム仲間散らすとか、ランダムボス出すとか、もうちょい自動生成自体に驚き要素散らすと俺は好きだった。まあマニアックになっていってしまうから、現在の落としどころは大衆受けを考えれば妥当なのかもしれないけどね。


自動生成で面白かったのは世界名を生成シードにするというアイデアで、これは脱帽。
ダウンロード型の自動生成では俺も参考にしたい。


育成重視は俺の好みからすると微妙。もうちょいアイテムの存在感が欲しかった。
でも俺つえーしたい人からすればいいかも。俺つえーするなら理術士お勧め。雷光をとるともうやばい。破壊の権化みたいになる。俺は破壊しすぎて殺人鬼になっちゃったけど。

その他

自力で調べるの面倒になって少しWikiを見てしまった。
見たら随分あってびっくりしたけど。やりこみ重視なんだろうな。ざっと見たけど半分も終わってない感じ。
自力で試行錯誤しながらやっても面白かったかもしれんけど、そこまで時間なかったので。


とりあえず2000km制覇と全クラスクリアくらいまでは進めるかもしれないけど、そろそろ集中してはやらないかなという感じ。
面白いんだけど、マニア層を満足させるにはもう一歩って感じ。
まあ一つの目標にはなったので、いつかこれを超えるのを作りたいねということで覚えておく。

*1:特にシレンで強力な盾手に入れた後