ビデオコンテンツ

前書き

最近何やってんのか自分でも謎だから、カテゴリがその他かベトナムだけになってきてしまった。
営業ばっかなんすよー。CakePHPのTipsくらいしかかけないんすよー。CakeのTipsなんてBlogに書くネタじゃないんすよー。


ということで今日は「最も手軽に作れるリッチコンテンツ」としてのビデオにでも注目してみようと思います。

映像コンテンツについて

一般的なBlogはテキスト。マメな人は画像とかつけたりする。
それで出来るのはそれこそnifty-serveの時代から変わらないテキスト文化なんだよね。


で、このテキスト文化ってのは、それこそ400年前に印刷機が普及し始めた頃から大して変わらない表現方法で、ネット時代になって一度退化したテキストだけのテキスト文化が、インターネットの登場によって画像もつけられるようになってようやく頑張れば紙面と同じレベルの表現が出来るようになってきたけど、相変わらず紙面の方がリッチだよねってのが現状。
インターネットのいいところってのは結局全てデータだから検索や収集がしやすいってのと、双方向性ってのがあって、紙面や文通レベルとは違う良さもあるからネットの表現もまあそれなりに評価はされてる。


そんな昔ながらのつまんない表現だったインターネットに、最近というかここ5年程変化が出てきていて、YouTubeが出てきてニコニコが出てきてUStreamが出てきて、動画配信ってのが一般的になってきたわけだ。
世間的にはこれも大して新しい話でなくて、テレビってのが50年以上歴史を築いているように映像配信てのはそんなに目新しいものじゃないんだけど、先に触れなかったインターネットの良さの一つに個から世界へってのがあるわけで、個人が映像とって世界に発信出来るようになったってのが結構すげーことだと思うんだよね。

映像コンテンツの制作について

映像コンテンツってのはすっげー簡単に作れるってのも特筆に値するもんで。
例えば今Macがあれば手元にiMovieってのが入ってんじゃねーかなと思うし、Macには内蔵カメラやマイクも大体ついてると思うんだけど、iMovie起動してカメラで撮影して保存すれば出来ちゃう。いちいちキーボードたたく必要性すら無い。
それで画像より遥かに高度な映像 + 音声のリッチコンテンツの出来上がり。何がすごいってこの手軽さがすごい。


リッチコンテンツって意味では、Flashなんかで頑張れば結構なレベルの映像コンテンツは前から作れるし、すたれてしまったVRMLなんかを使えば3Dの家をネット上に存在させる事もで出来るけど、どれも面倒。
これを映像コンテンツって広い視野で見るとカメラとマイクがあればいいわけで、インターネットのインフラが整うにつれて以前は配信出来ない理由だった容量問題が解決されて、今も相変わらずまともな映像はながせないんだけど、それこそ俺が前から最近唯一新しいと感じたと押しまくってるニコ生みたいのが出てくるようになった。


世間ではインターネットの進化が早いとか言われてるけど俺みたいに現場でやってるSEからすればネットの進化はあくびが出る程遅くて、TwitterなりFacebookなり流行ってるけど肝心のコンテンツ自体はblogとなーんも変わらんわけですよ。
そこでニコ生やUStreamがようやく出てきて、あー面白くなってきなぁってのが最近のネットに対するイメージ。
ひろゆきに便乗するのは好きじゃないんだけど、日本の内気な女性陣がネットで顔出し放送するようになったんだぜ。いずれ実名放送も増えてくるでしょ。


この流れはおもろいよね。

ニコ生とか見てて思う事

今はラジオレベルだよね。双方向の映像がなくて、お便りの代わりにコメントが流れる感じ。
ニコ生追っかけてみると凸待ちって文化があって、Skype IDさらしてSkypeで聴衆が放送主に電話かけることで、擬似的にお便り以外の双方向性を生み出してたりする工夫が見られるけど、要はシステム的にまだ映像は1、Nはテキストってのが限界みたい。
多地点会議システムとか組んだやつならわかると思うんだけど、映像ってのは本当にトラフィック量や安定配信するにはきつくて、これをインターネット解放なんてのはまだインフラ的に出来ないみたい。


ということでバンドのLIVEなんかをやろうとすると、今のニコ生だとすげーしんどい。
何がしんどいって現場のやつらは盛り上げれるからいいんだけど、聞いてるやつはただ画面の前で笑いながらテキスト打ってるだけなんだぜ。この温度差のひどいことひどいこと。
で、どうなるかっていうと、「会場」と「聴衆」に二分されちゃうわけだ。盛り上がる会場とそれを見て笑ったり盛り上がる聴衆。
LIVEなんてのは一体感があってなんぼだから、そういう意味でまだ出来ないんだよね。


次にインターネットが変わったなぁと思うとしたらここじゃねーかなと思う。
インターネットのインフラ進化を考えれば5年かかるか10年かかるかはわからないけど、次のコンテンツ革命はこの多方向性LIVEが実現されてはじめて起こりえるんじゃないかな。
多分次は擬似的な多方向が来るんじゃないかな。
スタジオみたいなのがあって、発信者はLIVE、聴衆はアバターで擬似的にして、聴衆は音声だけ、発信者は映像と音声みたいな。これでぎりLIVEは成り立つ。3D音声処理が面倒くさそうだけどね。


そん次にようやくMCUの一般開放じゃねーかなぁ。
通信インフラに革命が起こらないと15年くらいかかりそうな気がするけど。
堀江さんが宇宙行って、宇宙経由で超速な無線通信網構築みたいのをやってくれねーかなというのは期待。

今の映像使って出来る事

なんかこの映像コンテンツをもっと一般的に使いたいんだけど、上手くビジネスシーンで使う用途ないかね。
この間、試しにベトナムの現地物品レポートを動画で出してみたけど、このくらいしかないのか。
日本で会社作ったら、社の一角をUStreamで延々流し続けてもいいかもしれんけど、これもデモンストレーションにすぎないよね。
後はデスクトップキャプチャして垂れ流すとか?垂れ流してどうすんだよなぁ。サーバの侵入者でもチェックすんのか?それならもっといい手がたくさんあるし。


あとは、、会議を録画して議事録代わりにしてみるとか?
2時間の会議の結果を確認するのにまた2時間見るのもしんどそうだよなぁ。


ようやく映像が一般的になってきたんだから、もっと上手く使いたいんだけど、いざ自分が使うとなるといまいち有効な利用方法が無いんだよね。
誰かなんかいいアイデア無い?
試しに会議録画でもしてみるかなぁ。。。