Wikiでバグトラック

いや、普通のバグトラッキングシステム入れてもいいのだが、今回は大詰めを迎えているあるオフショアプロジェクトのバグトラックを、Wikiで管理することに。
正確にはバグトラックじゃなくてただのバグ管理。
もうDokuWiki以外使う気無いだろお前、というくらい、今回もDokuWiki
あんまりセキュリティが宜しくないので、URLは秘密。
こんな構成にした。

  1. DokuWiki
  2. テンプレートはLilas(のサイドバー部分を改造したバージョン)
  3. discussion、indexmenu、flashplayer、addnewpageのプラグインを導入
  4. _template.txtを用意して、バグや要望などのテンプレートを用意
  5. ソートは運用ルールで適当に
  6. Fix済みや確認待ちのバグをどうするかはまだ決めてない。土日で決める

で、こんなのが出来た。
bugtrack
なんかDiscussionがページマップに二つがあるのが気になるが、まあいいや。


これはオフショアプロジェクト進行する際に前々から私が言っている、リスト化されたコミュニケーションというものを実現するための試みの一貫。
プロジェクトごとに構築するのが理想。Excelのリストでも専用のバグトラッキングシステムでもなんでもいいし、今回のようにWikiでもいい。一度構築してしまえば、○○プロジェクトで使ったシステムをご希望であれば、あとはそいつをコピーして出来上がり。
この辺りの財産は蓄積されるので、時間が経てば経つほど「プロジェクトごとに構築」の手間は軽減される。手を抜かずにやっていきたい。
今回はアクションリストをシステム化もファイル化もしなかったので、次回からはこれもやる。
議事録も似たような感じで管理する、って、CUVELの講習内容とかを知らない人には意味わからんと思うが、気にせず続行。


大分、構想が実現出来てきた。
あとはこの辺かな。

  1. ベトナム側通信回線の強化
  2. MCUサーバの導入
  3. 顧客とのVPNネットワークをもうちょっと強化
  4. 究極のOJTと位置付けるペアプロをちゃんと導入したい
  5. テストファーストがまだ雑気味
  6. イテレーションでリリースしているが、まだリリースの工数が高い。VPNソースコード(プロジェクト)リポジトリをもう少し上手く使えればいいのだが。
  7. スキルシートサーバとスキルシートビューワの整備
  8. カウンセリングと育成計画の方式まとめ
  9. 新人用のプログラミング実習システムの(ちゃんとした)構築

最後のやつは、今年使ったCTTというのの出来がよくないので、一から作り直す。やはり理想的には企画倒れになったTiamatをやっつけないと駄目かもな。
日本側法人は、もうアキナカ(CUVEL Japanの布石用会社)でいいかという気もしている。
まだまだ道は長いが、めげずに進むとするぜ。