本気でやってみようかなと

カテゴリ新設。
Blogとかも体系立ててみたいと思いつつ、どうせこのカテゴリもすぐに忘れるだろうなと思いつつ。
日記の優先順位は決して高いものではないから、そう思いつつやらないだろうなと考える現状も結構いい。

きっかけ

私は当初からベトナム語は勉強しようと思っていたし、1月になってから始める予定でもあった。
現在の予定は12月からとしており、12月といえばエンジニア募集時期と重なり多忙が予想される時期でもある。
ただ、時間というものは作らなければ流れていくだけのものだし、どうせいつも忙しいならあえて一番忙しい時期でもいいかなと。
もっとも、一ヶ月早めた理由は別にある。


雇った通訳は触れば折れそうなほっそい23歳の女性なのだが、彼女がえらく優秀であることは既に触れた。
先日、法律関係の話でベトナム人が来た時に色々と話していたのだが、彼らが激昂しているときも、彼らが真面目な話をしている時も、基本彼女を通して伝達される。
また、会社設立関係の話は社長の方でやるべきことで、それをずるずる延ばしているのも社長の責任だと考えている都合上、私は会議で主導権をとろうとはしないし、発言もしない。ただ疑問点があった時に聞くのみにとどめている。
そんな流れで会議が進行していて、一つ気になった事は、通訳の女性が通訳ではなく代弁者的になっている点である。


つまり、我々は通訳に対して話すし、ベトナム人も通訳に対して話す。
それを通訳が理解した上で我々に対して話すし、ベトナム人に対して話す。
無駄なところは喋らないし、捨てられた会話の中に重要な断片があるかどうかの判断もつかない。
そんな環境に対して、話した内容の30%程度がわかれば多少会議のぬけを防げるかなと考えたのが一点。


次に代弁者になっている以上、批判の矢面に立つのも彼女である。
ベトナム人が怒るのも通訳に対してであり、我々もまるで通訳に怒っているように喋っている。
そして、怒られた通訳は、また怒る言葉を相手に言わなければならない。
なんか理不尽だよな、と。
いくらなんでもそれはきつくないかい、と。
話した内容の30%程度がわかれば、通訳に対してベトナム人が喋っているときに、「おいおい、お前の話す相手はこっちだろ」と言う事も出来る。せめてそのくらいのシールドは早めに用意しないと、これから先ビジネスでやっていく時にどんな通訳であっても参ってしまうんじゃないかというのが一点。


最後はベトナム人の精神というか、根本的なところにある考え方がよくわからんので、その部分を知る上でもっとも早く効果的なのが言語学習だろうと考えた。
今回は少々トラブルが多すぎたので、もう少し彼らを早めに理解しないといけないという気がしている。

通訳の方法について

通訳を通したコミュニケーションについては連日考えさせられている。
例えば短く話すのがいいのか、短く話した場合に相手が激昂しそうな言葉があり、次に話す予定の言葉に相手をなだめる言葉を用意していた時、次に話す前に相手に喋られると厄介だよなとか。
長く話すのがいいのか、長く話した場合に通訳は理解が大変だろうし、長く話している分相手は意味不明な言葉が飛び交っているストレスに悩まされる必要があり、待たされた分だけ長い言葉を次に話す。こうなるとまた通訳ではなく代弁者になってしまう。


では、どうするか、と。
連日考えさせられている分答えは出ていないが、短く話す + 連続で話す時の呼吸や合図を作れれば、なんとかなるんじゃないかなというのが今の方向性ではある。
が、いくら自分でそういう方向性を定めたとしても、コミュニケーションとは人と人が行うものである。
通訳が相手にするのは私以外の誰かであるケースが多いので、私がいくら上手に喋ったとしても、変えられるケースは本当にわずかなものだ。
だからこそ、自分が喋っていようといまいと、言葉がベトナム語だろうと日本語だろうと、その場にいる以上誰の暴走も許さんという力が必要なのではないだろうかと。

予定

12月1日から始める。
一応その通訳に週2回、仕事が終わった後1時間をベトナム語の勉強に時間をくれないかと提案はしているが、その提案が受け入れられるかどうかに関わらず本気で勉強する予定。
言葉って勉強したことないからわからんけど、毎日話すのが重要なんだろうな。
それも毎日同じ言葉を話すのではなく、毎日同じことを違う表現で話すなどの工夫をしながら話す事が重要。
多分、それは機械語も人語も同じ事だと思う。


音痴な私に声調言語であるベトナム語の理解がどこまで出来るかはわからないが、機械語と人語を同じ線に置けば多少楽にはなる。
日本語もC言語もBasic言語もやったし、次はベトナム語だ。
今回のは覚えれば多少人の役にも立つわけだし、がんばってみよう。