続・PHProjekt

個人がやっているオープンソース系の宿命だが、まあ色々不具合が出たのでちょっといじった。

文字化け対策

有名どころだと下記サイトで解説されている日本語対応。
http://journal.mycom.co.jp/column/yetanother/101/
UTF-8だとベトナム語が直撃を受けるコードが書かれていたので、似たような修正を施した。個人的に\t置換はいまいちだと思うので、\tではない対応にしたが、そもそも別の処理にした方がいいんじゃないのという気もする。
そこまでいじる気は無いので、適当な対応で終了。


あと、全部UTF-8にしてしまったので、/lib/lib.inc.phpも320行目辺りにあるcharsetを指定している部分も、ランゲージパックは全て無視してUTF-8に統一した。
ちなみにこのcharset指定、/setup/setup_functions.phpにもあるのでそこも忘れないように。

ログインパスワード

PHProjektはPHPのCrypt関数を暗号化を行っており、通常は8文字以上のパスワードに対応出来ない。
この問題への対応は、単に暗号化の方式を別関数にすればいいだけなので、/lib/lib.inc.phpのencrypt関数を書き換えればいいだろう。md5なりsha1なりで十分。なんらかの理由で複合化したい場合は、Mcrypt関連のライブラリも使えるだろう。
ただし私は未対応。テストとデータ移行に手間がかかることを予想したため。そのうちやる。

あとは普通のカスタマイズ

チャットを消してブックマークを入れたりといった、PHProjektがデフォルトで持っているカスタマイズ機能でちょこちょこカスタマイズ。
例えば時給3000円の人間が24時間セットアップ作業を行うと、7万円いってしまうわけだが、逆に言うと24時間程度で終わらせられるなら時給3000円の人間がやってもサイボウズよりは安く済む。機能はサイボウズの方がいいから、24時間で終わった場合はいい勝負といったところかな。
ベトナムでは月給が3万円くらいだから、こういうところで一手間ずつかけてもよほどのロスがない限り、オープンソース系の導入に失敗することはない。社員が100人越えたらまた考えるが、自分らで作っても4人月で12万。
技術さえ十分にあれば、そっちのがいいわな。
日本のオープンソースに関する常識をつぶせるのは、快感ではある。