日本語を勉強してみた

といってもコラムを読みまくっただけだが。
http://homepage1.nifty.com/forty-sixer/00komidasi4.htm


面白い。
最近「主語が無い」の指摘は多いので、「主語が無くてもわかるのが日本語だろボケ」と言いたい人は一読をお薦めする。


面白かったのだが、こういう時の私の悪い癖として(もう少し「の」を使おうと思ったが意外に難しい)、「ウンチクはわかったけど、別に変な日本語でもいい気がするね」と思ってしまう。
自覚していることとして、私の文はとにかく「思う」とか「考える」とかが多い。
で、これを解説することは出来る。主語なんて概念はよくわかっていないから説明を省くが、「思う」時は確定したくない時に使っている。これは単純に私の哲学上、私の世界には私の価値観があるが、貴方の世界には貴方の価値観があるでしょうから、私はこう思うけどそれが絶対的に正しいかはわかりませんね、という使い方である。
で、これは「悪い日本語」だと言われても、「ああ、貴方はそう思うんですね。それも一つの価値観です。」となって、真っ向から受け止める気にならない。
だからビジネスメールでも「・・と思いますがいかがでしょうか。御検討いただければ幸いです。」で結ぶケースが多い。おっと、「幸いです」の使い方も怪しいかもしれない。


あと、「で」とか「とりあえず」とか、一拍置く意味の無い言葉がよく入る。「あと」は多少意味はあるが、大枠は同じである。
これは(これはも同じ)消し方がよくわからんのでついつい書いてしまっていて、文章が冗長になるので消したいとも思う(そう、思う)のだが、まあ(一拍)いっかなぁと考えて(そう、考えて)しまう。


で(一拍)、それら全てがわかった上で、言語というのはつまりコミュニケーションの手段なわけで、伝えられればいいんじゃねーのという結論に落ち着いてしまう。
つまり(一拍)伝え方というのは個性なわけで、正しい日本語喋りたいやつは喋ればそれはそいつの個性だし、汚い日本語喋ってる俺は俺の個性だっつーことでいいべよ、という感じ。


とはいえ私はもはや赤ん坊ほど物覚えがよくないので、言語を学習する際に多少のウンチクは必要だとは認識しているから、勉強は続けるつもり。
文章の書き方はこれまで通り微調整を続けていくだけになるが、知識として知っておかなければ後の学習の障害になるだろう、じゃあ障害をなくすためにウンチクは勉強しよか、という流れである。


主語ねぇ。IとかItとかだっけ。日本語にはない概念だっけか?
めんどくさいけどやるかのぅ。