ベトナム日記(5) 4日目

英語漬け・・

どうもベトナムは観光産業が盛んなのか、英語を皆喋れる。
私も最近「イェー」とか「オーケー」とか、うっかり社長とのやり取りでも出してしまうほど毒されてきた。
ベトナム行くのであれば、とにかく英語は覚えていた方がいい。
大分慣れてはきたが、私は元々英語を大して勉強しているわけではないので、日常会話で連発される現状はキツイ。
とりあえず、数字の数え方くらいはネイティブレベルの英語力を持っていた方が、ベトナムでは孤立しないで済むと記しておこう。

ベトナム人エンジニア

いよいよファーストコンタクト。
例によって例のごとくガイドさんに案内されつつ、26歳のエンジニアと、なぜか大学教授まで一緒に喫茶店でお茶。
C#ADO.NETは得意なようだが、オープンソース系はそれほどでもないようで、少し意外だった。ベトナムなどでMicrosoft製品が売れているとは思えないし(以前記した通り、ソフトが売ってないし)、なぜわざわざ内需の低そうなMicrosoft製品を使っているかというと、おそらくMicrosoftの世界戦略が功を奏しているという事もあるのだろう。
なんにせよ、技術面に関しては少々拍子抜け、というのが正直な感想ではあるが、オブジェクト指向言語に触れているという点は買う。あとはなんとでもなるだろう。


彼自身は日本語、英語共にそれなりに使えるようなので、ブリッジSEとしては適任。UMLも読めるようなので、ひとまずSE価格で雇ってしまうことにした。
あとはやりながら調整するしかあるまい。
なぜかは知らないが、彼自身日本に来たがっているようなので、将来的には日本側のキーマンになってもらう可能性もある。契約さえ交わしてしまえば、可能性は無限に広がると信じて。


ちなみに教授氏は例によって英語ペラペラ。勘弁してくれ。
私は紙面でやり取りすることでなんとかコミュニケーションが成立していたが、やはりここも社長がいなければ駄目駄目だな。もう少しコビを売っておきたかったが、次回にプログラムでも動かして売ればいいだろう。

疲労蓄積中

日曜日ということもあり、今日は少し流し気味。
そろそろ営業先への土産も買わなければいけなかったので、ベンタン市場というホーチミンでも有名な市場に行き、色々と買い物をすることに。
扇子を一枚10万ドン(700円強)といわれ、5万ドン(350円強)まで値切って購入したのだが、相場は1枚1万ドン(72円)くらいとのこと。そんだけ値切ってもそれかよ!と思わず吼えたくなるような騙され方もしたが、社長も一つ2万5千ドンくらいのお菓子を、三個で13万ドンで買わされていたので、はじめの内は仕方ないのだろうな。
10回くらい騙されれば、多分色々なことがわかってくることだろう。
ちなみにそれ以外は、私がパンツとズボンを購入。
騙された事含めて、市場の熱気を感じられたので楽しかった。


今日は正直異国の地でビジネスの準備を始め、4日目。
気がつかない内に非常に疲労がたまっており、全体的に頭が働いていなかった。
あと二日間、体調管理をしっかりして働かなければなるまい。