i18n検証中
前置き
ここで行うテストは、全てVirtualPC上でのテストであり、実際の環境と異なる可能性がある点留意願います。
国際化は出来た気がする。
この二つにチェックを入れるとフォントが異常に増えた。でも私がよく使うArialのUnicodeはまだ入ってない。なんでやねん。
んで、この状態で立ち上げて見る。
EmEditorはさすがといったところ。
TeraPad、xyzzyは壊滅。
続いて日本語ファイル名の英字と日本語混在のファイルを開いて見る。
xyzzy、TeraPad、サクラエディタは開けず。
EmEditor、真魚は開けたが、EmEditorは文字化けしてる。
EmEditorの文字化けは謎。フォント分類が西ヨーロッパになっていたのでこれを日本語に直しても直らなかった。おろろ。
真魚もよく見るとプロポーショナル状態の表示になっている。ためしにフォント一覧を出してみるとバグってる。英語環境下で日本語フォントの名前が違っているのが予想外だったのか?詳細は不明。
この時点でほとんど全滅な気もするが・・。
めげずに日本語ファイル名ではなく、英語ファイル名で同一内容のファイルを開く。
うお、サクラエディタ復権。ちなみにサクラは表示はとても正しいが、フォーカスを合わせるとなぜかタイトルバーがバグる。
TeraPadも予想外の検討を見せた。TEditor健在といったところか。
xyzzyは日本語のところの文字が表示されてない。Emと真魚は変化なし。
最後に内部がSJISではなくUTF8(BOM有)で記述された、英語名のファイルを開く。
TeraPadバグる・・。なんでやねん。
xyzzyは相変わらず駄目。真魚は全て同じ表示結果。ある意味では安定している。
サクラはタイトルバーの問題は変わらなかったが安定。
ここではEmEditorもようやく真価を見せてくれた。
総論
本文中には触れなかったが、真魚もサクラもメニューを開くと結構バグっている。UTF8化されてないのか、フォント指定が間違っているのかはよくわからない。
最もプロフェッショナルな仕事を見せていたのは、やはりEmEditorだったが、Emも表示内容には疑問符が残った。ただ、UTF8限定で行くなら、EmEditorがやはり最高だろう。
xyzzyは日本語OS限定と考えるべき。
TeraPadは意外に頑張ったが、作成時期が作成時期だけにこの辺りが限界だろう。
全体的にアラビア語、以前の問題が多かったので、アラビア語検証はやめることにした。
まとめておく。
ソフト名 | 画面表示 | ファイル名対応 | ファイル内容表示 | 備考 |
---|---|---|---|---|
TeraPad | × | × | △ | システムのコードページ依存が多かった。 |
xyzzy | × | × | × | 日本語OS専用の多言語編集エディタと考えた方がよさそう。 |
真魚 | △ | ○ | △ | メモ帳的に使うなら安定している。フォント処理とメニューの一部文字化けがなければもっとよかった。 |
EmEditor | ○ | ○ | △ | SJISファイルの文字化けが残念。多分OSの機能に少し何かを追加するだけ全て安定動作はしそう。 |
サクラエディタ | △ | × | ○ | メニューの文字化けとファイル名対応が痛い。ファイルの表示は最も安定していた。 |
どれも一長一短だが、おそらく英語版OSで多言語対応のエディタが欲しい場合、現時点ではEmEditorが最もいい選択肢ではないかと思われる。
基本的にここで挙げたエディタはやはり高機能なものが多いので、メニューがバグっている状態で使える代物ではない。そういう意味で、一切メニューがバグっていないEmEditorの評価がやはり高くなるという事だ。
Shift-JIS表示用にサクラエディタを使えば、おそらくなんとかなるだろう。