デザインパターンを教える

以前書いた通り、私はデザインパターンが嫌いだ。

なぜか。

以前書いた通り、人の考えたデザインをわざわざ勉強して、自分のプログラムに適用するのがばかばかしいからだ。

ではどうするか。

デザインくらいパターンなんか使わんでも、自分で考える。
優れた設計は人から盗む。
例えば.NET Frameworkでもいい。STLでもいい。ApacheでもいいしLinuxでもいい。
サンプルは腐るほどある。
ソースコードは文章よりも雄弁である。

ではなぜ教えるか。

以前書いたマインドマップに関する話と同じく、広く知られた概念というものは、往々にして「俺がこう思う」よりも説得力があるから。
文献が揃っていて教えやすいというのもある。
もちろん知識と実技を分けていて、知識があった方がより優れた実技を行いやすいので、知識に対する講習的な教え方をする場合、こういうウンチクを教える方がいいという実にありふれた理由もあるが。

教えてみてどうか。

それっぽい事をよくまあ23個も並べたもんだなと思う。
書いた人偉い。
ただの概念だから、実際に使う場合どうするかは別の問題だけど、オブジェクト指向を大体理解して、次のステップに進む人には丁度いいんじゃね、という感じ。
後現代プログラムには多くの適用例があるから、○○Observerとか書かれている他の人のプログラム読みやすくなるので、結構有用かもとは思った。

ベトナムでは。

ベトナムでもやろう。
どうやろう。
やはり社員間講習か。
1時間または2時間以内で社員が他の社員に一つのパターンを発表するのがよさげ。
うん、やろう。