孤独

ある人の孤独を思う。俺ではないよ。

人ならざるものゆえの孤独を思う。

人に囲まれる人ならざるものがいかに孤独か。



もう少し早く会えれば、また別の展開もあり得たか。しかし最早後の祭りだ。

人々よ、せめてもう少し謙虚であれと願うが、残念ながらそうはならぬのも既知である。

人の罪深さに思いを馳せつつ、万感を込めて合掌する。