Smarty

なんか以前書いた気もするが。
消えたのはこれかな。

Linux + PHPという構成

なぜかWindows Server + ASP or ASP.NETが主流のベトナムにおいて、Linux + PHPなんて構成は寝耳に水のようで少々困っていたりもするのだが、将来的に考えればライセンスが買えないWindowsよりLinuxの方がいいだろう、Linuxを使うならWeb系がいいだろうという方針で固めているので、Linux + PHPをメイン構成にしようとしている。
正確にはLinux + Apache + PHPだから、Apache + PHPとも言えるのだが、Windows + Apache + PHPはあまりメリットが感じられないのであえてLinuxといっている。


PHPをメインにする前にはRubyPerlも考えたし、もちろん案件がゴロゴロしていて技術者らしき人物もゴロゴロしているJAVAも考慮にいれたのだが、手軽感を考えてはじめはPHPにした。RubyPHPはいい勝負だったのだが、案件数から言えばRubyは少々厳しく、Pythonもしかりである。
で、CUVELではPHPが当面(ほんとに当面。12月までで考えている。それ以降はまた後日)メインになることになったわけだが。

Smarty

今更ながらSmartyの導入を考えている。
この時期に検討している理由はいくつかあるが、ライセンスの取得が遅れた関係でリソースが余り気味なのと、ちょうどホームページ作成時期と重なっているという二点が大きい。


Webはデザインのみ、ロジックのみという構成では難しい局面に来ており、その両方をこなせる人物というのは限られてくる。持論でしかないが、おそらくデザイナーとプログラマーは本質的に使用する脳の部位が異なっているため、右脳も左脳も発達している人間は一部の天才か多数の器用貧乏に限定されると思っている。


で、デザインとロジックを分離するための仕組みに関してはいくらでもやり方があるが、PHP上で高い名声を得ているのはSmartyというものだ、というのは前から聞いていた。
軽く調べた結果導入も楽そうだし、書式もシンプルだ。処理速度検証はしていないが、実はこの点に関しては「大丈夫だろ、多分」程度の楽観視をしており、そのうちやるかもしれないが年内に実施する予定はない。遅かったらソースに手をいれればいい話なので、どの道致命傷にはならんだろという楽観論で負荷を減らすやり方だ。
オープンソースとの付き合い方としては個人的に間違っていないと思っているのだが、リスクがどうの、ハッカーに依存する経営はどうのとのたまう人間には怒られてしまうかもしれないな。
毛ほども気にしないけど。

Smartyの気になる点

一応列挙しておく。調べるかどうかは未定。

  1. Flash(8)との相性
  2. 国際化との相性
  3. 静的ページとの相性

1はたぶん、All Flash系には意味ないんだろうな。


2は結構気になっている。本当はテンプレート側で言語を選択できるのがベストな気もするが、そうするとビジネスロジック側から渡されたメッセージの言語が食い違ってエライ事になる。ビジネスロジック側でリソースを全制御すれば楽そうだが、それだとデザイナがつらそう。どんなアプローチしてるのかな、と。


3については掲示板などでよくある、ロジックを動かさないで済む処理はロジックを動かさないで処理しよう、というアプローチをとった場合、Smartyとの相性が悪くなるのではという懸念。
あまり調べてないので的外れであると嬉しいが、どうかな。

Smarty導入予定

おいおいやっていくが、主担当はベトナム人SEに任せて私はヘルプに専念するので、Blogに記述することはないかもしれない。
大体12月末までで1プロジェクトは終わらせる。
その頃にまとめか失敗報告だけ書くとしよう。