Flash!

概要

Flashをやらざるを得ない状況になったので、久しぶりにFlashを触る。
以前の日記でも触れたASULAオープン作業に関連したもので、プロモーション用ページに掲載するためのものであったり、ASULA本体のメンテナンスであったりして、Flashの基礎操作からActionScriptまで幅広く覚えておく必要があった。
ActionScriptは別に心配していないが、問題はセンスが要求されるFlash本体の操作である。
不安と割り込みのプレッシャーに悩まされつつ開始。

感想

以前も多少触った事があったのでトゥイーンやシェイプなどは結構わかり、さほど違和感なく入り込む事が出来た。
現状ちょっと不慣れなのは元に戻すバッファの所在で、ここで元に戻すと何がどう戻るのか、というのがわかりづらい。どうやらオープンしたウィンドウごとにバッファを持っているようだが、まあ操作はそのうち慣れるだろう。


で、実際に使おうと思うと正直悩ましい。特にソフトのプレゼンテーションの場合、やはりスクリーンショットを多用する事になるのだが、案の定自分のセンスの無さに悶絶する羽目になった。
あえて断言するがアニメーションは入れる必要がない。
ソフト本体の挙動なのか、単純にデモしているからアニメーションしているのかわかりづらいからだ。
また、単純に画面キャプチャした動画を載せる案もあったが、これは非常に遅い。個人的には見ていてイライラしてくるレベルに達している。
容量的にもメガ単位になるので、なるべく単純なキャプチャは使わないでいこうと思い、チマチマとスクリーンショットをとって自動的にスライドするスライドショーを作ってみることにした。


で、ソフトのプレゼンでは、1つのスライドにつき2分以内のアニメーションで、ソフトがしないエフェクトは極力入れない(テロップのようなものは入れても可)、という最低限の規則を作って開始してみたわけだが。
センスの無さとサポートされている画像サイズの小ささに苦慮している。
センスが無い云々以前に発想が出てこないのだ。
人に見せるためのプレゼンはPowerPointでは作った事もあるが、操作はあくまでも自分の管轄下にあった。
今回は動画として、そう、言うなればCM的にワンスポットで流すため、どういうものを作っていいのかそもそもアイデアが出ないという事なのだろう。
画像のサイズも320x220で、単純なスクリーンショットで勝負するにも弱く、文字入力欄はさらに小さいのでスクリーンショットに対する説明を長々と書く一般的なプレゼンも出来ない。
イメージ的にはバナー広告でソフトの説明してるようなもんだと思ってくれればいいのかもしれない。

ActionScriptについての感想

今回使用しているFlashFlash MXなので制約も多く、ActionScript自体は簡単である。
制約が多いのでアイデアでなんとかしよう的なプログラムはVBで嫌という程体験しているし、FlashというよりActiveXの持つ本質的な弱さなどを理解してやればさして苦しむ事なく習得できるだろう。
基本はイベント駆動型でもあり、またソースが各所に散らばっているので、VB2.0を扱っている感覚がちょっと懐かしい。
他人の作ったflaにアクションスクリプトを組み込むのは少し苦労するが、自分で作ったflaにアクションスクリプトを組むのは簡単といえるだろう。


ツールのとっつきにくさに食わず嫌いをしていないで、Webでのアプローチの一つとして是非多くのプログラマに習得をチャレンジしてほしいものだ。習得しておけば、デザイナーの説明も宇宙語ではなくなることだろう。